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ふしだらで曖昧
第4章 溺れる瞳
男は予想外の出来事に困惑した様子だった。

女には媚薬を飲ませ、何故かそれを父は知り、女を刺激した様だ。そして、勝手に発情した女に、罰としてローターを与えた。


ほんの悪戯心で、ローターにスイッチを入れたりして遊んでみたが、女の感度があまりにも良すぎた。

女がそうなる様に調教したのは、誰でもなく、男だった。
男はどこかで、父は女に手を出す筈がない、と思い込んで来たが、どうやら違うらしい。


男は快感に悶える女に視線をやり、ショーツを脱がした。


「あまり、シートを汚すなよ?
 片づけるの大変なんだから…」


笑みを浮かべながら父は言った。

だが、そんな事はお構いなしと言う様に、男は女の秘部を弄り始めた。


「あっ、あ…!
 きもひい、くりちゃん

 きもひいよぉ…!」


女は腰を揺らして、男から受ける快感を悦んだ。
胎内に埋められたローターが強く振動しながら、女に快感を与え続ける。

女は涎を垂らしながら、自分の胸を激しく揉んだ。


車内に熱気がこもりはじめた。
父は、窓を開ける事なく、エアコンをかけた。冷たい風がゆっくりと後部座席にも向かう。

女の身体ががくがくと震え始めた。


「あぁあ!らめ、らめええ!

 もぅ、いっひゃうう…!
 いくっ、いくううう…!」
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