この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ふしだらで曖昧
第4章 溺れる瞳

父に案内された部屋に入ると、そこは大きなベッドルームだった。
女は瞳をキラキラさせて、辺りを見渡していた。
「すごーい、ひろーい!」
広い部屋の真ん中にはクイーンサイズのベッドが堂々と鎮座している。
それに向かい合う様に液晶テレビ。
そして、壁には大きな姿見が一つある。
「ラブホかと想った」
男も部屋を見渡しながら呟く。
それに父が小さく頷いた。
「そうだ、ここはラブホだよ
上の階はね」
「は?」
不機嫌そうな顔で、男は父を睨んだ。
父は、初めてのラブホに瞳を輝かせている女を眺めていた。
なんで、ラブホなんかに…
あの家にも、地下はあるじゃないか…
とびきり楽しめる地下が…
男は父の考えが読めない。
女はすっかり媚薬効果が切れたみたいに、はしゃいでいる。
ここで、何をするつもり…?
「ねえ、パパ…?」
「どうした?」
「なんで、お風呂は透けてるの?」
「さあ?何でだろうね?
浴室に入ってごらん
驚くよ」
「え!ほんと!?」
テンションの高い女は、父に言われるがまま、浴室へと入った。
浴室は、マジックミラー構造で、内側から外が見えない。だけど、外からはその内側が良く見えると、言う訳だ。
女は、こちら側の壁をぺたぺた触っていた。
女は瞳をキラキラさせて、辺りを見渡していた。
「すごーい、ひろーい!」
広い部屋の真ん中にはクイーンサイズのベッドが堂々と鎮座している。
それに向かい合う様に液晶テレビ。
そして、壁には大きな姿見が一つある。
「ラブホかと想った」
男も部屋を見渡しながら呟く。
それに父が小さく頷いた。
「そうだ、ここはラブホだよ
上の階はね」
「は?」
不機嫌そうな顔で、男は父を睨んだ。
父は、初めてのラブホに瞳を輝かせている女を眺めていた。
なんで、ラブホなんかに…
あの家にも、地下はあるじゃないか…
とびきり楽しめる地下が…
男は父の考えが読めない。
女はすっかり媚薬効果が切れたみたいに、はしゃいでいる。
ここで、何をするつもり…?
「ねえ、パパ…?」
「どうした?」
「なんで、お風呂は透けてるの?」
「さあ?何でだろうね?
浴室に入ってごらん
驚くよ」
「え!ほんと!?」
テンションの高い女は、父に言われるがまま、浴室へと入った。
浴室は、マジックミラー構造で、内側から外が見えない。だけど、外からはその内側が良く見えると、言う訳だ。
女は、こちら側の壁をぺたぺた触っていた。

