この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ふしだらで曖昧
第4章 溺れる瞳

クローゼットの中には、コスプレの衣装が多数入っている。
その端に、カラーボックスがあった。
かがみ込み、カラーボックスの中身を確認する。
その中は、大人の玩具が入っていた。
ここでは、色々な遊びが出来そうだ。
男の口角があがる。
「お兄ちゃん
なに、見てるの?」
後ろからした声に、カラーボックスをしまう。
「これ、まりちゃん好きそうだよね」
女の視線を服へと移した。
女は並べられた服を物色する。
「これ、コスプレ?
かわいい!」
様々な服を手に取って、自分にあてがう。
セーラー服やナース服、キャビンアテンダントの服など、多様にある様だ。
コスプレの衣装に夢中になる女から離れ、男は父の近づいた。
「この部屋、どうしたの?」
「修治と茉莉の為に用意したんだ」
「そんな見え透いた嘘は要らない」
「嘘じゃないさ」
父は笑っていたが、瞳は真剣そのもので、男は口をつぐんでしまった。
「じゃあ、父さんは用事があるから」
そう言って、部屋を出て行く。
女はコスプレ衣装に夢中になって、出て行く父には気付かなかった。
「ねえ、これ似合う…」
ハイテンションのまま、ナース服を身体にあてがい、振り向くも父の姿がない事に驚いた様子だった。
その端に、カラーボックスがあった。
かがみ込み、カラーボックスの中身を確認する。
その中は、大人の玩具が入っていた。
ここでは、色々な遊びが出来そうだ。
男の口角があがる。
「お兄ちゃん
なに、見てるの?」
後ろからした声に、カラーボックスをしまう。
「これ、まりちゃん好きそうだよね」
女の視線を服へと移した。
女は並べられた服を物色する。
「これ、コスプレ?
かわいい!」
様々な服を手に取って、自分にあてがう。
セーラー服やナース服、キャビンアテンダントの服など、多様にある様だ。
コスプレの衣装に夢中になる女から離れ、男は父の近づいた。
「この部屋、どうしたの?」
「修治と茉莉の為に用意したんだ」
「そんな見え透いた嘘は要らない」
「嘘じゃないさ」
父は笑っていたが、瞳は真剣そのもので、男は口をつぐんでしまった。
「じゃあ、父さんは用事があるから」
そう言って、部屋を出て行く。
女はコスプレ衣装に夢中になって、出て行く父には気付かなかった。
「ねえ、これ似合う…」
ハイテンションのまま、ナース服を身体にあてがい、振り向くも父の姿がない事に驚いた様子だった。

