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激愛の果てに
第1章 揺れる瞳
……その頃……
『……おは♪……』
『……なんだ……
桐生♪
また遅刻かよ。笑』
『……あ?……
まだセンコーいねーじゃん?
遅刻じゃねーよ♪』
『……はは♪……
すげーこじつけ!』
『……るせ!……
宏太!』
『……てか……
桐生♪
今日から新任教師だぜ!楽しみ♪』
『……あ?……
そうだっけ?
そんなん興味ねえし!』
『めちゃ可愛いい、女教師でも?』
『……ああ……
興味ねえし♪
どうせヤローだろ?』
『いやそれが、
女って噂♪
昨日見たって生徒が♪』
『……マジ?……』
『……ああ♪……』
……ガラッ……
『……あ……』
『……な?……』
宏太の言う通り、
新任教師は若い、
女だった!
……しかも……
めちゃ美人……
校長が連れて来た、その新任教師は、
細身でスタイルもいいし、
教師らしい黒髪の、ストレートヘアー。
……大きな瞳……
知的な感じの、
大人の美人だった。
……マジ?……
有り得ねえ……
宏太は後ろを、
振り返って俺に、
Vサインをして来た。
『じゃあ先生。
自己紹介よろしく、お願いします。』
『……あ……
はい。』
『谷川奈津』
新任教師は黒板に、そう名前を書くと、
『皆さん!
今日から皆さんの、英語を担当する事になりました。
谷川奈津です。
新任ですがよろしく!』
話してみると、
声まで可愛いい……
……ヤバい……
ハマった……
……そう……
谷川奈津は俺の、
タイプにどストライクだったんだ……
『じゃあ私は、
これで!
谷川先生!後、
お願いします♪』
『……あ、はい……有り難とうございました!校長先生!』
すると彼女は、
俺達生徒を見渡し、
『……じゃあ……
名前呼んだら、
立って返事して、
貰えるかしら?
皆の顔覚えたいからよろしくね♪』
『……はあい♪……なっちゃん♪』
『……はは……
なっちゃんね♪
ま、呼ばれると
思ったわ♪』