この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
絹倉家の隷嬢
第5章 歯車
 階段から二階に登ってみる。
 屋敷の中をまともに歩くのも、階段を使って二階に登るのも初めてだ。
 二階も同じく、どの部屋も空っぽだった。

 修一は二階廊下の突き当たりまで来た。
 目の前の扉は――桜子と過ごした深紅の部屋の扉だ。
 修一は取っ手に手を掛けた。鍵は掛かっておらず、扉が開いた。

 そこに、桜子はいなかった。
 ソファもスツゥルも、棚も置き時計もカアテンもない。
 深紅のびろうどの絨毯と――壁の生き人形だけが残っていた。
 縄と鞭は――ない。
 七体の生き人形は、死んでいた。
 修一には、そう見えた。

 修一は、絨毯の上に三角座りした。
 そして、どれくらいの時間か分からないが、かなり長い間そうやって呆けた。

 やがて修一は、部屋の中で下半身だけ裸になった。
 そしてあぐらをかくと、陰茎をしごき始めた。
 修一の小刻みな荒い息だけが、静寂に包まれた部屋の中に響く。

 七人の桜子は、もう何も言ってくれない。
 煽り立ててもくれない。
 見てさえも、くれない。

 やがて、修一は身体を震わせると、陰茎の先端から精の液を噴き出させた。
 体液は空中を舞い散り、落下し、そしていくつもの飛沫を絨毯の上に描いた。
 その量は、以前より少しだけ、増えたように見えた。


<終>
/54ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ