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青に染められて
第6章 友達以上恋人未満×体の関係
ギラギラと日が昇り昼前なのにすでに汗が滲む

一週間分の荷物を肩に下げ、白の校章・校名入のジャージで用意されたバスに乗り込む

現地へは一時間半でつく

顧問の竹田先生がくるんとした毛先を一つに纏め、涼しい顔で点呼し、今日からの日程を確認する

クーラーの効いた車内と反射する陽射しを受けながらバスに揺らされる

「ねーねー。青くんとはどうなの?」

なっちゃんが期待をこめたキラキラの瞳で聞いて来た

「え!?」

「え・・じゃなくて・・付き合ってるんでしょ?みずくさぁい菜月臭~い超臭~い♪」

「変な歌歌わないでよっ!そして私を嗅ぐなっ」

「ちっ・・嗅いだのばれたか・・それはさて置き・・真実をかたろー!」

「うーん・・付き合ってるんじゃ・・ない・・よ・・」

「片想い~?菜月せつなーい?胸いたーい?」

「モマナイでっ!」

「ちっ・・駄目なのかっ・・で?片想い?」

「んーー・・・好き・・・なん・・でしょうね~?・・多分・・」

「お~!!おめでと♪で?で?」

「うー・・・ん・・私にもわかんない・・」

「泣きたいなら私のなけなしの乳貸すよ?」

「必要になったら貸して」

「ワタシはいつでも貸して」

「だめ」

「けちい・・モフモフオッパイ・・」

「なっちゃん!!」

シュンとする1番の仲良し

一緒にいると楽しい菜月

名前が似てる為打ち解けも早かった

本条 夏実 夏生まれ 本人は胸が実らなかったのがコンプレックスのようだ

車内はそれぞれ活気づいたまま現地へと走る
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