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第7章 拘束と罰則

「んんんっ！(いたい！)」

菜月は見えない相手に恐怖しながら

後ろに回された腕をしっかり固定され縛られた

手首と固定された腕の関節が痛み、言葉の成立しない声で叫ぶ


「んんんむんっ！(はなしてっ！)」

ドスンと鈍い痛みがみぞおちに入り菜月は痛みとともに意識が無くなる

菜月を担ぐと3人の男が足早に菜月のアパートから離れる

どこから持ってきたのか菜月をリアカーに乗せ、ビニールシートを被せてゴトゴト音を立てながら去っていく

必死に走る男達の隣を気だるそうに菜月のアパートに向けて歩いて行く青髪の男

男達を気にも留めずに通り過ぎた