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青に染められて
第10章 門出
突然連絡が入って思わず菜月の瞳に一筋のなみだが伝った
「よう。元気?」
「なんでっ・・そんな、普通なのっ・・」
涙声で必死に言葉を吐き出す
「ないてんの?・・いいやつ」
「ばっ・・泣いてっ・・ないっ」
「嘘下手すぎ」
ふっと笑い声が耳をくすぐり懐かしさすら感じる声に胸がきゅんと高鳴る
「・・あいたい」
「ん。おれも。早くやりたい」
「さいてー」
なのに嬉しい・・菜月は自身も青髪の男を求めていることを強く感じた
「今からいく」
「早く・・シテ」
プット切れた通話
菜月の心臓はくるしくしめつけられる
「よう。元気?」
「なんでっ・・そんな、普通なのっ・・」
涙声で必死に言葉を吐き出す
「ないてんの?・・いいやつ」
「ばっ・・泣いてっ・・ないっ」
「嘘下手すぎ」
ふっと笑い声が耳をくすぐり懐かしさすら感じる声に胸がきゅんと高鳴る
「・・あいたい」
「ん。おれも。早くやりたい」
「さいてー」
なのに嬉しい・・菜月は自身も青髪の男を求めていることを強く感じた
「今からいく」
「早く・・シテ」
プット切れた通話
菜月の心臓はくるしくしめつけられる