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青に染められて
第3章 真相と偽装
すっかり空が暗くなった夜道を人一人分の距離をあけて歩く

「ついて来ないでよ」

「おんなじ道なんだよ」

大きな白いスポーツバッグが夜に映える

仲良く会話する仲でも無い2人は無言で歩く

「気になったんだけど・・シャワー室・・故障中の紙貼ったでしょ?・・まさか私の入ってるシャワー室だとは思わなかったんだけどっ」

「壊れてたんだからイーじゃねーか」

「どっ・・どこが壊れてんのよ!」

「鍵がない時点でアウトだろ」

「え?いや!全部付いてないよね!?」

「お前が入ってる時点で故障だろ」

「意味が全っ然わかんないんだけどっ」

「あーなんか腹へった」

「・・!・ちょっと!質問に」

答えなさい!と言いたかった彼女を残して明るいコンビニに入っていく

戸惑いながら男の後姿をみた


「い・・今の内だ!」

彼女は全力で走った
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