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青に染められて
第3章 真相と偽装
「いや・・まぁ・・この状況そのものがっ・・大!問!題!なのっ!大家さんとかに知られたら報告行っちゃう!そしたら学校辞めなきゃならなくなるっ。お願いだから帰って」
「ふぅん。大家ねー。よしいいぜ。帰ってやる」
「ほんとっ?良かった」
パッと明るくなる彼女
「但・し!上手にキス出来たらな」
「は?え?・・きっ・・キスっ!?」
「おお早くしろよ」
「え?え?や?なんでぇ?」
すっかり涙も消え、再び困惑と混乱が訪れる
ニヤニヤと白い歯を覗かせて笑う男
キス以上の事をしてしまったが、やはり唇同士を重ねる行為は別の物の様に感じてしまっている
ゆっくりゆっくり顔のパーツの中でつやっと目立つ唇へ唇を近づける
チュッと軽く当てた唇
「全然・・だめっ・・」
男の大きな掌が彼女の後頭部を押さえて唇を再度押し付けた
「ふっ!!んっ!?」
重ねたまま何度も啄むように動く唇
ぺろっとした滑りが唇を這うと驚いて口を少し開いてしまった
すかさず入り込んだ舌が、彼女の口内を探る様に這った
くすぐったい感触に我慢できずに男の膝上に置かれる体を捩った
ぐっと体を密着するように抱き寄せられると口付けも更に深くなった
クチュ・・・チュ・・クチュ
互いの絡み合う音が彼女の耳に入り、頭が酸素不足もあってぼやけ出す
クチュ・・ムチュっ・・チュパッ・・
漸(ようや)く離された唇はお互いに濡れて光っていた
「一度しか言わねーからな。お前を攻めるのも守るのも俺だけだ・・よく覚えとけ」
瞳に宿った光に射抜かれ硬直する彼女
「え・・」
言葉を全て吸い取られるように再度深い口付けを落とされた
薄い唇は潤んで彼女の唇を優しく包む
キスに酔わされていく錯覚を覚える
チュッとまたも離された唇に無意識に目が行き、名残惜しさを感じた
「じゃあ帰る」
「う・・・うん・・・きを・・つけて・・ね?」
にやっと笑顔を見せると彼女の体を離して玄関へ向かった
彼女も追うようについていく
「鍵かけ忘れんな」
「う・・ん・・わかってる・・ありがと」
「あとこれやる」
飴玉を1つ渡される
「あ・・り・・がと・・」
「じゃあな」
最後におでこへ軽いキスを落とすと玄関の扉がしまった
「・・なに・・あれ・・」
「ふぅん。大家ねー。よしいいぜ。帰ってやる」
「ほんとっ?良かった」
パッと明るくなる彼女
「但・し!上手にキス出来たらな」
「は?え?・・きっ・・キスっ!?」
「おお早くしろよ」
「え?え?や?なんでぇ?」
すっかり涙も消え、再び困惑と混乱が訪れる
ニヤニヤと白い歯を覗かせて笑う男
キス以上の事をしてしまったが、やはり唇同士を重ねる行為は別の物の様に感じてしまっている
ゆっくりゆっくり顔のパーツの中でつやっと目立つ唇へ唇を近づける
チュッと軽く当てた唇
「全然・・だめっ・・」
男の大きな掌が彼女の後頭部を押さえて唇を再度押し付けた
「ふっ!!んっ!?」
重ねたまま何度も啄むように動く唇
ぺろっとした滑りが唇を這うと驚いて口を少し開いてしまった
すかさず入り込んだ舌が、彼女の口内を探る様に這った
くすぐったい感触に我慢できずに男の膝上に置かれる体を捩った
ぐっと体を密着するように抱き寄せられると口付けも更に深くなった
クチュ・・・チュ・・クチュ
互いの絡み合う音が彼女の耳に入り、頭が酸素不足もあってぼやけ出す
クチュ・・ムチュっ・・チュパッ・・
漸(ようや)く離された唇はお互いに濡れて光っていた
「一度しか言わねーからな。お前を攻めるのも守るのも俺だけだ・・よく覚えとけ」
瞳に宿った光に射抜かれ硬直する彼女
「え・・」
言葉を全て吸い取られるように再度深い口付けを落とされた
薄い唇は潤んで彼女の唇を優しく包む
キスに酔わされていく錯覚を覚える
チュッとまたも離された唇に無意識に目が行き、名残惜しさを感じた
「じゃあ帰る」
「う・・・うん・・・きを・・つけて・・ね?」
にやっと笑顔を見せると彼女の体を離して玄関へ向かった
彼女も追うようについていく
「鍵かけ忘れんな」
「う・・ん・・わかってる・・ありがと」
「あとこれやる」
飴玉を1つ渡される
「あ・・り・・がと・・」
「じゃあな」
最後におでこへ軽いキスを落とすと玄関の扉がしまった
「・・なに・・あれ・・」