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青に染められて
第4章 勝負と奉仕
ドアの重く擦れる錆び付いた金属音をならし開いた屋上の扉


あろう事か本来菜月の胸を覆って支えてくれるはずのそれは男のアイマスクとして化していた

「~~~青くん!!何してんの!?」

ぱっと自身のブラジャーを男の顔からひったくる

いそいそとブラを付け、落ち着く胸をひとなでして制服を着なおす


「ん・・あ?」

寝ぼけた顔で瞳を開く男

ゆっくりと制服を直す菜月を視界に入れた

「あー・・お前ノーブラのまま授業受けたのかよっ」

ぷっと笑いながら寝ぼけた顔の男がいう


「いつのまに抜き取ったの!?もうっ!本当ありえない!最低!すっごく気持ち悪いし、恥ずかしかったんだからね!!」

「あーそーかよ。それは大変だったなぁ・・」

あくびをする寝転んだままの男が興味なさそうに答えた


「もー!きいてんの!?」

「お前次の授業は?いーのか?」

「ブラ無いのに受けれるわけないでしょ?早退したのっ!」

「ふーん。じゃあ行くか」

「へ?」
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