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浮気断定社
第10章 依頼人 高橋 美樹
「なんで...」
「まあいい。
この石には発信器が付いてる。
何かあったときこの石を押せばオレとあんたの携帯が鳴るように設定した。
そのあとはGPSで追えば行き先が分かるって訳だ」
「俺の携帯に細工したんですか?
...いつの間に」
飯田は呆然としている。
「あんたは知らないと思うがオレは探偵って仕事をしてるんでね
酔っぱらって寝入ったあんたの持ち物に細工するなんて朝飯前だよ」
「な...」
絶句している飯田に洋輔は涼しげに笑っている。
「言ったはずです
探偵事務所で不用心すぎると」
助手の冷めた言葉に飯田はガックリと頭を落とした。
「まあいい。
この石には発信器が付いてる。
何かあったときこの石を押せばオレとあんたの携帯が鳴るように設定した。
そのあとはGPSで追えば行き先が分かるって訳だ」
「俺の携帯に細工したんですか?
...いつの間に」
飯田は呆然としている。
「あんたは知らないと思うがオレは探偵って仕事をしてるんでね
酔っぱらって寝入ったあんたの持ち物に細工するなんて朝飯前だよ」
「な...」
絶句している飯田に洋輔は涼しげに笑っている。
「言ったはずです
探偵事務所で不用心すぎると」
助手の冷めた言葉に飯田はガックリと頭を落とした。