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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
 初めてホテルに連れていかれたとき
 『絶対に逃げるな。
  相手の要求を拒むな。
  お前を黙って育ててきたのは
  この日を待っていたからだ
  俺を裏切るな』
 と念を押されました。
 
 部屋にはいるとすでに男はバスローブ姿で待っています。
 『お待たせしました。
  好きに楽しんでください』
 そう言って私を突き飛ばし部屋に置き去りにされました。
 
 私はそうやって毎日のように男たちの相手をさせられました。

 グッタリ疲れて家に戻っても今度は父からの調教が待っているのです。フェラチオの仕方や男を楽しませるセックスを叩き込まれます。
 そして最後に父は私を抱いて必ず言うのです

 『お前の体は1000人に一人かもしれない
  極上の体だ。
  一度抱いたら忘れられない麻薬のような女だよ。
  俺はお前を離さない。
  お前は俺のそばで俺のために働き続けるんだ』

 といって朝まで抱き締めて眠るのです。

 あれほど私を疎んじていた父が
 私を抱いたとたん私を離さなくなりました。
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