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浮気断定社
第9章 依頼人 瑠璃
 事務所は水を打ったように静かになりました。
 社長の逆鱗の相手が娘ということに
 誰も手をさしのべきてはくれませんでした。

 私はゆっくり立ち上がりフラフラと歩き出しました。

 私は父に言われるまま男のところへいき

 男にされるがまま体を差し出しただけなのに...

 気絶していた自分には何が起きたのかさっぱりわからない。

 フラフラとあてどもなくさ迷っていたら
 ここにいました」

瑠璃はそっと締めくくった。

聞いていた麗子が号泣している。

「どうかしましたか?
 麗子さん?」

麗子は目を見開いた。

「どうかしましたかって?!
 瑠璃ちゃん、そんなことされて...」

麗子は瑠璃を抱き締めた。

「つらかったね」

「つらい?」

麗子の言葉に瑠璃は首をかしげた。

そしてフッと笑って

「そんな感情、ずっと昔に忘れましたから...」

と切なく言った。
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