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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第2章 蓮野に降る雪
 都を出た時、既に東の空は白々と朝の色に染まり始めていた。周囲はまだ夜の名残をそこここに残していて、薄蒼い帳の底に沈んでいる。わずかに空の端が茜色に染まり始めているのが、夜明けがほど近いことを告げていた。
 昼ならば大勢の人通りや露天商の呼び声がかしましい町の大通りを抜ければ、周囲は人家もまばらな町外れの風景に変わる。
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