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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第2章 蓮野に降る雪
 彼がこの屋敷に来て、半年ほどを経たある日のこと。七歳の少年は朝から晩まで雑用にこき使われていたが、ある日、水くみのために井戸端にいたときのことだ。
 言われたようにすべての水瓶を一杯にした後、トンジュは側に転がっていた木ぎれで地面に字を書いていた。
 もちろん習ったことなどないから、見よう見真似だ。数日前、この屋敷の主である大行首さまの居室の掃除をした際、偶然、文机の上に置かれている書物に眼をとめたのだ。
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