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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第3章 幻の村
 もし本当にここに暮らすのだとすれば、この花が幾ばくかでも心の慰めになってくれるに違いない。
 広場には確かに樹はないが、トンジュの指摘したように、周囲を鬱蒼とした森に囲まれているため、朝や昼でも一日中薄暗いのだ。
 これで、夜になれば、辺りは真っ暗闇に塗り込められるはずだ。トンジュがいれば身の危険はないかもしれないけれど、こんな誰もいない場所で薄気味の悪い男と二人だけで暮らすと考えだたけで、目眩がするようだった。
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