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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第3章 幻の村
「いやーっ」
 サヨンは上半身を起こし、素早く立ち上がる。泣きながらトンジュの腕から逃れた。先刻までぐったりとただ棒切れのように横たわっていたのが信じられないような敏捷な動きであった。
 一方、男の方はといえば、虚を突かれ、茫然としている。しかし、一瞬の後、トンジュは怒りに眼を細めた。
「くそう」
 口汚い罵りの言葉を吐き散らし、トンジュはすぐにサヨンを追いかけた。
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