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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第3章 幻の村
「あのときから、俺は夢を見るようになったんです」
 トンジュが懐から後生大切そうに取り出したのは、小さな髪飾りだった。
「これに見憶えがありますか?」
 サヨンは差し出されたリボンを受け取った。半ば色褪せた子ども用の髪飾りは、昔は確かに鮮やかな牡丹色をしていたのだろうと彷彿させる。
「忘れるはずもないわ。私が使っていた髪飾りよ。私があの時、泣いていたあなたの手に巻いたものでしょう」
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