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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第3章 幻の村
 だが、陽が暮れて周囲が夜の闇に覆い尽くされる刻限になっても、トンジュは帰らなかった。
 森の夜は早い。しかも、山上の森である。昼間ですら、あまり陽が差さないのだから、暗くなるのが下界より早いのは当然ともいえた。
 ミミズクがホロホロと啼く声が余計に心細さを募らせるようで、サヨンは家の外まで何度も出てみた。
 トンジュに早く帰ってきて欲しかった。
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