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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第4章 涙月
「さあ、三つ数える間に来るんだ」 
 氷を思わせる冷たい声が一、二、三と数え上げる。サヨンは泣く泣くトンジュの方に寄っていった。
「よし、それで良い」
 すぐにまた男に押し倒され、覆い被さられた。続いてチマをはぎ取られ、下のズボンも引き降ろされた。面倒になったらしく、トンジュは下穿きは引き裂いた。
 とうとう何も付けていない裸になったのだ。
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