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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第4章 涙月
「初めは痛いかもしれないが、次からは良くなるはずだ。今し方、乳房を愛撫されたときにサヨンが感じたような気持ちよさだけを感じられるようになる」
 トンジュは横たわったサヨンの足下に座り、またもや意味不明のことを言っている。
「脚を開いて、俺の肩に乗せて」
 躊躇う時間など与えれず、有無を言わせず両脚を大きく開かされ、肩に抱え上げられた。
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