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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第5章 彷徨(さまよ)う二つの心
―何なの、あれは。
 サヨンはギュッと眼を瞑り、しばらくしてから、開いてみた。
 大丈夫、やはり眼の錯覚だった。だが、ほどなくまた周囲の樹はふらふらと揺れ始め、人の貌をした樹が出現した。
 その時、サヨンは悟ったのだ。本来、巨木が動き、樹が人の貌をしているわけがない。その現実にあり得ないことが起きているというのは、サヨンがありもしないこと即ち幻影を見ているからだ。
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