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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第5章 彷徨(さまよ)う二つの心
 薬屋の主人は五十年配の小柄な、いかにも人の好さそうな赤ら顔の男だった。
「うへえ、あの若さで所帯持ちとは聞いていたけど、こいつア、たまげた。えらい美人の嫁さんだなぁ」
 薬屋は町の目抜き通りに露店を出していた。お世辞にしては随分と大仰に愕き騒いでいる店主に薬草を渡し、その分の代金を貰う。そのお金で今度は様々な店を覗いて、生活に必要な物、足りない物を買ってくるのだ。
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