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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第5章 彷徨(さまよ)う二つの心
 勇民がせかせかとした足取りで近づき、サヨンの顎に手をかけてクイと仰のけた。
「ふむ、やはり見れば見るほど、良い女だ。あのような貧しい若造に与えておくのは勿体ない。いかに美しき玉とて、それなりの場所を与えられねば、本来の美しさを発揮して光り輝くことはできぬ。私の側妾になれば、その雪肌に映える極上の衣(きぬ)と宝飾品を与えようぞ。今宵は客が多く多忙ゆえ、相手をしてやれぬが、明日の夜は愉しみにしておくが良い」
 全く、よく喋る男である。
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