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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第6章 運命を賭ける瞬間(とき)
 サヨンは約束どおり、黄金の三分の一を履き物屋の主人に渡し、更に、大君が上乗せしてくれた分までをも付けた。それだけあれば、草鞋を出してくれた他の店に支払った後、幾らかでも手許に残るはずである。
 四月の半ば、山にも遅い春がめぐってきた。山桜の薄紅色が山をほんのりと彩る季節に、サヨンは三ヶ月暮らした山を離れ、トンジュと共に都に帰ってきた。
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