この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第7章 あとがき一
今年の夏に〝コスモス文学〟が終刊になり、大切な居場所を失ってしまった私です。ここに至り、もう一つの自分の居場所を再確認したいという想いが強くなってきました。例会が行われるのは兵庫県の加古川というところで、東加古川図書館は石造りの時代がかった建物です。電車で片道二時間ですから、結構遠方だということが判ると思います。でも、電車の旅も含めて、加古川駅で降りたこともなかったし、とても印象に残る一日でした。
同人誌というと、何か文学にとても強い思い入れを持っていて、例会は閉鎖的、皆が喧々囂々と唾を飛ばして批評し合うというイメージがありませんか? 私は少なくとも何となく、そういうイメージを抱いていたのです。
でも、〝別嬢〟には、あまりそういう雰囲気はなくて、安心しました。皆さん、作品をいつも拝見しているせいか、初めてお会いするような気がしないところも印象深かったです。〝コスモス〟が終わってから、私は今後について悩みました。できれば小説の同人誌に参加したいという気持ちは日毎に強くなっていったものの、なかなか私が探しているようなところは見つかりませんでした。
〝
同人誌というと、何か文学にとても強い思い入れを持っていて、例会は閉鎖的、皆が喧々囂々と唾を飛ばして批評し合うというイメージがありませんか? 私は少なくとも何となく、そういうイメージを抱いていたのです。
でも、〝別嬢〟には、あまりそういう雰囲気はなくて、安心しました。皆さん、作品をいつも拝見しているせいか、初めてお会いするような気がしないところも印象深かったです。〝コスモス〟が終わってから、私は今後について悩みました。できれば小説の同人誌に参加したいという気持ちは日毎に強くなっていったものの、なかなか私が探しているようなところは見つかりませんでした。
〝