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とあるオクサマのニチジョウ
第7章 困惑と決意のオクサマ
「はぁ……」
陽射しが差し込む明るいリビング。
そこから繋がるキッチンに立つ恭子の口からは、気を抜けば溜め息が溢れていた。
白いエプロンの下はノーブラの上に赤いキャミソール、下半身はキュッと切れ上がったハイレグの赤いショーツという、男の情欲を煽るような普段と変わらない姿。
「…ふぅ…」
料理をする手は止まらずとも、明るい室内に似つかわしくない溜め息を吐き続ける。
…また……ヤっちゃった……
…しかも…今度はアンズちゃんの………
先日の正俊に体を許した事に対する罪悪感。
正俊は最後まで恭子を杏子だと思ってナカに精液をぶちまけ、恭子は子宮に精液を浴びせられるナカ出しの興奮に激しい絶頂を迎えた。
杏子に対する罪悪感から、数日経った今も、満足に顔を見る事が出来ない。
更には、喫茶店のマスターに続く裏切り行為に、夫である正行の顔も見れない。
もはや、上書きなどと考える余裕もなかった。
不意に料理の手を止めて、無意識に下腹部へと手を伸ばす。
…ここに……あの男【ヒト】の………
正行ではなく、正俊の精液を浴びせられた子宮。
危険日では無い事に安堵しながらも、夫以外の精液をナカ出しされてよがった事に罪悪感がハンパなかった。