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とあるオクサマのニチジョウ
第8章 ドキドキオクサマ
 
 扉に尻を突き出して、便器を拭いていた恭子。

「えっ!?」

「…やっぱり……」

 突然捲れ上がった短い制服のスカートに声をあげれば、冷ややかなマスターの声が続いた。

「ちょ、ちょっと……マスターぁっ」

 左手で便器を掴み、右手で掃除をしていた恭子。

 都合良く、立ちバックの体勢になっていた恭子は、咄嗟にスカートを戻す行動は取れなかった。

「恭子さんの様子……この前と同じだったから………」

「えっ……あっ………」

 戸惑う恭子の言葉を余所に、マスターの両手は尻肉を撫で回し、柔肉を割り広げていく。

「しかも……もう…こんなに………」

「あぁっ……ち…違っ……んんぅっ………」

 脚の間に滑り込んだマスターの指先が、無防備に晒されたワレメを滑る。

 クチュッという淫猥な水音と共にカラダを走る刺激に、恭子の柳眉は寄せられる。

 違うと口走りながらも、やはり下着を着けていない事に興奮を覚えていた。

 アソコが濡れている感覚を覚えていた。

 それでも、恥ずかしさが込み上げて、露出に興奮していたとは素直に言える訳も無かった。

「恭子さん……この前のが忘れられないんでしょ……」

「んうっ…ち…違うのぉ……んはぁっ………」

 冷ややかなマスターの口調にカラダがゾクゾクッと震える。

 左手で尻肉を広げ、右手の指先でワレメを擦るクチュクチュというイヤらしい水音と刺激。

 恭子は熱い吐息と甘い声を抑える事が出来ずに、便器を掴む左手に力を込めた。


…ダメ……ダメ…なのにぃ……
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