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第12章 Scene.02

　
　整った顔立ちに、唾液を垂らして恍惚に蕩けている表情。

　尖った乳首を指の間に挟み、柔肉を食み出させながら円を描いて揉み拉く右手。

　カラダの動きに合わせて、ブルンブルンッと上下に激しく揺れる胸。

　Ｍ字開脚の股間には、熱り勃ったモノをパクッと咥えてグジュグジュッとイヤらしい水音を流すワレメが覗く。

　ベッドから見上げる、髪を振り乱して全身に汗を浮かばせている淫猥な恭子の痴態。

　マスターの興奮を一気に増幅させるには容易い事だった。

「んくぅっ……旦那さんが旦那さんなら……奥さんも奥さん…ですねっ」

　絶頂へと向かわせる興奮と快感に抗い、腕を伸ばして恭子の胸を揉み拉きながら腰を突き上げるマスター。

「んはぁっ…あぁっ！　あ…あの人の事は…いい…から……んうぅうっ！」

　正行の事を頭から追い払うかのように、恭子は更に腰を振ってよがり狂う。

「んあっ……きょ…恭子…さんっ………」

　激しさを増した恭子の腰遣いに、マスターの顔は快感に抗って歪む。

「あぁっ！　また……また……ナカ出し…され……ちゃうぅぅぅっ!!」

　キュッと膣口を締めたモノが膨らみを増し、恭子はその時を想像しては腰を振り下ろした。

「っく……きょ…恭子…さんっ」

「あっ…あっ…あぁあぁっ！
　く、来るっ！　来ちゃ…うぅぅぅっ!!」