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とあるオクサマのニチジョウ
第12章 Scene.02
 
 子宮に吹き掛かる熱い液体の感覚に、恭子は身震いをしながら潮を噴き出す。

「んはぁっ…はぁっ………」

 ドクドクと亀頭から精液が噴き出す感覚を感じながら、脱力感に熱い吐息を洩らながらマスターの上にカラダを倒した。

「もぉ……私……おかひく…なりゅぅ………」

 横になるマスターに抱き着きながら、アナルに埋め込まれたローターの振動にカラダを痙攣させ、意識を朦朧とさせる。

「はぁ…はぁっ……これは……いつも以上に………」

 いつも以上の快感を得たマスターも荒い吐息を洩らしながら、覆い被さる恭子の細身のカラダを抱き締めた。

 未だに結合している部分からは、白濁した液体が溢れ出す。

 それすらも拭い取る気力も無い程に、快楽に溺れた二人。

 恭子は豊満な胸をマスターの胸板に押し潰し、熱い吐息を洩らし続けていた。

 汗塗れになる程に興奮した恭子の体臭に、依然としてマスターは情欲を燻らせながらも、浮かない表情を垣間見せていた。

「はぁっ…はぁっ……マスタぁ………」

 恭子の熱い吐息混じりの甘い声にも、マスターは苦笑混じりの表情を見せるだけだった。

「今日は何で…んはぁ……喫茶店じゃなくてぇ………」
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