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とあるオクサマのニチジョウ
第5章 葛藤するオクサマ
「ふぁ……遅くなっちゃったぁ………」
いつもより遅くなった帰宅に、暗い夜道を急ぐ恭子。
汗ばんだ肌に白いTシャツと、大胆に太腿を晒したデニム地のミニスカート姿。
乳首をプックリと浮かび上がらせ、たゆんたゆんと揺れるノーブラの撓わな胸。
急いで歩く度に覗けそうなノーパンの尻。
…誰も居ないって分かってるけどぉ………
前を見ても振り返っても、僅かな街灯が照らす通りにある人影は恭子だけだった。
露出に目覚め、薄い着衣で下着を着けていない事にドキドキと鼓動を早める。
歩みを進めながらも、風通しの良すぎる股間に体は火照り続け、思わずふっくらとした唇を軽く舐める。
…マスターの………あんなに………
今までになく興奮を昂らせた儘、肉欲に押されてケモノのようにモノを貪った数十分前。
イラマチオで噴き出された精液も、ガツガツと子宮を突いてナカを掻き回した時の精液も、今は恭子の腹の中だった。
精飲を繰り返し、飲み切れなかった精液で汚れた胸を思い浮かべる。
…ホントは……あんな事……ダメなのにぃ………
無意識に、右手がTシャツの上から腹を撫でる。
露出の興奮を抑え切れず、マスターの強引さに流されて体を許した現実。
夫やマスターの妻の顔が思い浮かびながらも、今までにない刺激と興奮を与えられて肉欲に負けた。
「もう…こんな事………」
後悔と自責の念が込み上げる。
それでも、今なお、ノーブラ・ノーパンで歩いている事に体の火照りを感じている現実。
「私…こんなに……えっちだったんだぁ………」