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とあるオクサマのニチジョウ
第6章 朦朧オクサマ
…いやいやいやっ…なに?…杏子…どうしちゃったのっ!?…
思考を止められた正俊は戸惑いを隠せない。
暗闇に目が慣れたといえ、依然として色までは判別しにくい視界。
それでも、杏子の布団に見える光景はしっかりと認識出来ていた。
寝返りを打ったかと思えばタオルケットが開け、そこから現れたのはプリッとした尻。
何も着けていない生尻と、肉感的な太腿のスラリとした美脚。
…キョウちゃん居るっていうのに……
…隣でナニやってたんだよっ…
頭までタオルケットを掛けているだけに顔は分からない。
…昨日あれだけヤったのに…まだ足りなかったのかよっ………
普段はパジャマを着けている杏子の無防備な剥き出しの下半身に、正俊はオナニーをやったとしか思わなかった。
「…コイツは…もう………」
尻や脚から目が離せない。
昨夜、どれだけ啼かせても、眼前で無防備に晒されては興奮も昂るのは仕方がなかった。
「…んぅ……すぅ……」
「っ!?」
凝視していれば、隣から聞こえた寝息に息を飲む。
それでも、起きる様子が無いと分かれば、正俊の視線はタオルケットから食み出る尻へと釘付けになる。
「…ゴクッ…」
何度抱いた所で、きちんと興奮させてくれる体。
今も恭子が居るにも拘わらず、いつも通りに正俊の喉を鳴らせてくれる。
…ちょ…ちょっとだけなら…
…いやいや…キョウちゃんが居るトコで……
…しかし…こんなの見せられたら…なぁ……
治まるどころか、逆に昂る興奮。
仕事に疲れながらも、下半身に血液を集めながら葛藤を繰り返す正俊。
「…すぅ……すぅ……ん…うぅ………」
「…ふんっ…ふんっ…」
しかし、再び寝返りを打ったその姿に、正俊は追い討ちをかけられ、鼻息を荒くしたのだった。