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夏の魔法
第2章 『夢幻』のような…
気持ちは置いていかれるのに
身体は抗えず
何より抵抗の理由がない

(ごめん…敦士…)

いつ何時も優しい彼に謝罪のキス
もちろん届くはずもない

「なんか、今日すげーエロい…」

「アホ…」

いつだって素直になれない千里を
ずっと愛して来た敦士

「…入れるよ」

「ん…」

出しっぱなしのシャワーが声を隠す
それでも甘い吐息が敦士を興奮させていく
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