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夏の魔法
第5章 『過去』の旅生と

身体の芯が熱を持ち疼く頃に
父と私と兄の関係は微妙に変わって来た

いつものように父の部屋に呼び出されると
父は既に裸体で椅子に座っていた
そしてその横に裸の兄が立っていた

兄もまた私と同じように
父からの教育を受けていたのだ

小学生の私と中学生の兄は
父の寂しさを埋める為の道具であった

「…晴乃」

兄がそう呼ぶと父は愛しそうに私を見る
父は兄に自分を演じさせ
私に母を演じさせていた

「和臣さん…」

私は兄を父の名前で呼んだ
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