この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
目が覚めたら。
第3章 変態王子様は×××でした。
「しーちゃんの余裕が、恨めしいけど……。さすがに二回抜けば……」
「抜く……?」
するとナツはぽっと顔を赤く染めた。
腹筋が割れ均整の取れた肉体はどこまでも男だというのに、その恥じらいは、あたしに勝る乙女だ。
「うん、スイーツバイキングから僕先に出たでしょう? そこで先に会計している間、トイレに駆け込み一回。フロントまで階段猛ダッシュで駆け上がり、この部屋予約している間に、さらに一回」
……あたしは10分しか待っていなかったはずだが……。
まあ、確かにウルトラマンとの友情は育めない。
「ふぅん。……なんで早いの、ナツは。いつもそんなに早い子なの?」
その時、多分あたしの目は光ったと思う。
ナツが怯え、戸惑うほどには、妖しく――。
「いつもはそうでもない。勃たないこともあるし。だけど……しーちゃんだと思えば」
躙り寄るあたし。腰を引き気味のナツ。
それでもナツのズボンの膨らみは衰えることなく。
「あたしだと思えば?」
あたしの手は、ナツのズボンのチャックにかかる。
「しーちゃ……っ」
「あたしだけ、イク顔見られたのなんて、不公平だよね?」
トランクス越し、張り詰めたものを撫でれば、ナツはびくんと反応した。
涙目がすごく可愛い。
「しーちゃん、あんまり刺激をしないで……」
「なんで……?」
ナツのモノを取り出せば、それは王子の気品を損なうくらいに猛々しく反り返っている。まるで異質――。
「あんまり、見ないで。しーちゃんに見られただけで……」
「ふふふ、それなのに……これであたしをどうしようとしてたの?」
ゆっくりゆっくり、ナツの頬のようにピンクに染まった陰茎を上下に扱くと、ナツは甘い声を上げてぴくりと体を震わせた。
ああ、可愛いこの子。
こんなに色っぽく、困った顔をするんだ?
「しーちゃ……だから刺激しないで」
「ふふふ、ナツ。可愛いよ? びくびくいってる」
あたしの中で、すべてのスイッチが入り……どこかから、扉が開いた音がする。
なんだろうこの高揚感。
どこかでなにかが高笑いしている声がする。
ああ、多分あれは――。
「おいしそう……。お口でちょうだい、ナツの……栄養」
もうひとりのあたし。
「抜く……?」
するとナツはぽっと顔を赤く染めた。
腹筋が割れ均整の取れた肉体はどこまでも男だというのに、その恥じらいは、あたしに勝る乙女だ。
「うん、スイーツバイキングから僕先に出たでしょう? そこで先に会計している間、トイレに駆け込み一回。フロントまで階段猛ダッシュで駆け上がり、この部屋予約している間に、さらに一回」
……あたしは10分しか待っていなかったはずだが……。
まあ、確かにウルトラマンとの友情は育めない。
「ふぅん。……なんで早いの、ナツは。いつもそんなに早い子なの?」
その時、多分あたしの目は光ったと思う。
ナツが怯え、戸惑うほどには、妖しく――。
「いつもはそうでもない。勃たないこともあるし。だけど……しーちゃんだと思えば」
躙り寄るあたし。腰を引き気味のナツ。
それでもナツのズボンの膨らみは衰えることなく。
「あたしだと思えば?」
あたしの手は、ナツのズボンのチャックにかかる。
「しーちゃ……っ」
「あたしだけ、イク顔見られたのなんて、不公平だよね?」
トランクス越し、張り詰めたものを撫でれば、ナツはびくんと反応した。
涙目がすごく可愛い。
「しーちゃん、あんまり刺激をしないで……」
「なんで……?」
ナツのモノを取り出せば、それは王子の気品を損なうくらいに猛々しく反り返っている。まるで異質――。
「あんまり、見ないで。しーちゃんに見られただけで……」
「ふふふ、それなのに……これであたしをどうしようとしてたの?」
ゆっくりゆっくり、ナツの頬のようにピンクに染まった陰茎を上下に扱くと、ナツは甘い声を上げてぴくりと体を震わせた。
ああ、可愛いこの子。
こんなに色っぽく、困った顔をするんだ?
「しーちゃ……だから刺激しないで」
「ふふふ、ナツ。可愛いよ? びくびくいってる」
あたしの中で、すべてのスイッチが入り……どこかから、扉が開いた音がする。
なんだろうこの高揚感。
どこかでなにかが高笑いしている声がする。
ああ、多分あれは――。
「おいしそう……。お口でちょうだい、ナツの……栄養」
もうひとりのあたし。