この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目が覚めたら。
第10章 変態王子様のご褒美
 

 耳の穴に抜き差しするようなその舌の動きに、甘い声を漏らしてしまったあたしは、ナツと密着している足の部分に、ボディーシャンプーをまた垂らされ、ひゃんとおかしな声を上げて身体をびくつかせた。

「なんかこのたらたら具合、しーちゃんの蜜みたいだ。舐めたいけど、シャンプーだしね。さあ洗いあっこしなきゃね」


 間近で妖艶に笑うナツは、くいくいとあたしを乗せた膝を動かし始める。

 ボディシャンプーが流されたナツの太腿とあたしの恥部が、ぬるぬると滑り、おまけにわざと震えるような筋肉の震撼で、あたしの秘部を刺激してくるナツ。

「ぁ、やっ、それ駄目っ!!」

「なにが? きちんと言ってくれないとわからないよ、僕」


 ナツの舌が耳殻をなぞり、ちゅぱりと耳朶を口に含んだ。


「ぁあ…、ぁあんっ」


「しーちゃん、もっと動かなきゃ泡立たないじゃないか。これは泡立ちやすいボディシャンプーだけど、きっちりと水分をとって摩擦しないと泡立たないよ?」


 あくまでも洗浄を念押すナツは、あたしの背を弄る手を卑猥な動きに変え、あたしの反応を伺いながら、その指先でいやらしく背を蛇行する。

 そして反対の手は、下に降りていき、あたしの尻を撫で回す。

 時折その指が尻の谷間に降りて来て、すぐある穴の方に指先があたった時、あたしは使命を思い出して、いやいやと尻を振って抵抗する。


「ふふふ、しーちゃん。しーちゃんの大切なところから、泡がモコモコしてきたよ。見て?」

 気づけば、ヌルヌルするナツの太腿に擦りつけるように、濡れた秘部を動かし、その結果泡が生じたらしい。


「しーちゃん、これは水気がないと泡立たないはずなんだけれど、なんでこんなにモコモコしちゃっているんだろうね?」

 ナツの手が恥毛を泡立て、時折秘部の尖端にある粒に掠れる。声をあげて反り返れば、後ろからのナツの指が肛門の周りを触る。

 双方の指を拒みたいあたしの尻は、動く度にどちらかの手淫の攻撃に遭い、駄目駄目と壊れた玩具のように喘くしか出来ない。


「しーちゃんの大事なところ、きれいに洗わないとね……。あ…、熱いね……石鹸でぬるぬる。ふふふ、ぐちゅぐちゅって凄い音。あ、泡が出て来た」

 
 秘部に伸びるその手先のタッチが巧妙すぎて、それだけでも快感の震えがとまらずに、イッてしまいたくなってしまう。
/920ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ