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目が覚めたら。
第4章 鬼畜帝王は×××でした。
「シズ……。お前はなにも気にせず、俺のでよがって狂え。俺だけを感じて、俺だけでイッパイになればいい。俺は……お前を貪るために、自分で自分の身を守る。だから、さぁ……イキまくれ、シズ」
子宮を貫くかのような、大きなストローク。
ぎちぎちとしたあたしのナカを、大きく擦って奥に突き上げられる。
火花が散り、目がちかちかした。
思わず詰まった息は、直後に襲う快感と共に悲鳴混じりに吐き出される。
「ぁぁぁああああんっ、ハル兄ぃぃぃぃっ」
「はっ……イケよ、シズ。お前のナカは……俺の形に馴染んだはずだから、すげぇのお見舞いしてやるから」
ハル兄のモノが凄い勢いであたしのナカに出し入れされる。
摩擦熱に、体温が一気に上昇する。
「あっ、あっあ……あああんっ、やぁっ、ハル兄、壊れる……壊れちゃうっ!」
淫汁で白く泡をたてる結合部分から、飛び散る淫らな飛沫。
奥へと突き立てるそれは、肉を叩きつけるような激しい音となり、同時に深い快感を示す淫猥な水音がハーモニーを奏でる。
「壊れろよ、シズ。壊れて……俺しか考えられなくなれ」
ふっとハル兄が笑った気がした。
「俺と同じ思い……お前も抱えろよ」
ハル兄がなにか言っている。
ハル兄の熱に、どろどろに溶かされていく。
ハル兄の大きさに、硬さに、強さに……苦しいくらいの快感の奔流がせり上がってきて、どう受け止めればいいのかわからない。
指でかき混ぜられたあの時の快感とは比べものにならない。
胎内が蜜に溢れ、熱くなってくる。
「あっ、やんっ、はんっ、ああっ、やぁぁん」
あたしは悲鳴のような声を上げ続けた。