この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
目が覚めたら。
第4章 鬼畜帝王は×××でした。
どくん。
あたしの子宮が蠢いた。
"食べたい"
切望の声がする。
……熱い。
ハル兄のを味わいたいところから、熱さが拡がる。
「ああ、シズ……シズ、お前を絶対先にイカせるぞ。その後、ちゃんとお前に……俺のをやるからな。たっぷりやるから……もう少し待てよ」
下半身は激しいのに、優しく頬が撫でられる。
苦しそうな息を吐くハル兄の切なげな表情に、胸が強く疼いた。
どこまでも矛盾さを刻む帝王は、より艶めいて輝く。
平伏して、心酔してしまいそうだ。
どくん。
……熱いよ。
"おいしいこの餌を食べたい"
「子宮の奥が熱いよ、ハル兄――っ」
「――っ!? やべっ、はっ……くっ、持って行かれるっ!!」
突如ハル兄は叫んで、ずぽっと肉棒を引き抜いた。
「やああああああんっ」
不満の声を上げれば、ハル兄は荒く息をしながら、持ち上げる足を変えさせた。あたしの片手を壁につかせ、もう一方の手を後ろから引くような形をとると、今度は角度を変えて、斜めから捻り込ませるようにハル兄が入ってくる。
「あ……うっ……!」
ごりごりとしたハル兄の尖端が、あたしのナカのイイトコロを強く擦りながら、最奥に向かって猛速度で突き上げる。
「ああああっ、いい――っ、ハル兄、ハル兄、ハル兄――っ」
どくんっ。
「なるほど……俺だけ頑張っても駄目なのか。お前も応えねぇと。ははっ、セキュリティロックかかった自動ドア……みてぇなものか。だったら開けよ、シズ。俺に開けよっ!!」
"もっと、奥に来て。もう少しで食べれる……っ"
「……あぁ、すげぇ……。これは……すげぇ……ぞ、ぁ……っ、やべぇ……気持ちイイっての……越えてる……っ」
"ああ、来たっ! 来た来た来たっ!"
「――っ!! ……くっ、出直しだっ!」
ハル兄が苛立ったような声で怒鳴ると、再び肉棒を引き抜く。