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不器用なくちびる
第13章 決断
いや、冗談抜きで今井ってすげ〜な…
俺はついこの間の日曜日まで
騙されてたっていうのに…
「栞が前に言ってたんだよね。
友達が嘘をついてるかもしれないって…
でもそれは人に言っていい内容じゃない
し、でもそれ以上に疑ったらいけない
んだとか何たらかんたら…
またひとりで抱え込んでた。
でも栞がそんな風に遠回しに言うのって
ああいう話題だと思うから…
隠してたけどモロばれだったんだよね」
なるほど…それでもすごい。
「確かに騙されてたけど…
もう知ってる。」
「じゃあ、何で?!
早く栞のこと迎えに行ってあげてよ!
好きなんでしょ?」
「好きだよ!
瑞希にもちゃんと別れたいって話した。
でも…
今のところ納得してもらってない。」
俺はこの間の日曜日に起きたことを
思い返していた。
俺はついこの間の日曜日まで
騙されてたっていうのに…
「栞が前に言ってたんだよね。
友達が嘘をついてるかもしれないって…
でもそれは人に言っていい内容じゃない
し、でもそれ以上に疑ったらいけない
んだとか何たらかんたら…
またひとりで抱え込んでた。
でも栞がそんな風に遠回しに言うのって
ああいう話題だと思うから…
隠してたけどモロばれだったんだよね」
なるほど…それでもすごい。
「確かに騙されてたけど…
もう知ってる。」
「じゃあ、何で?!
早く栞のこと迎えに行ってあげてよ!
好きなんでしょ?」
「好きだよ!
瑞希にもちゃんと別れたいって話した。
でも…
今のところ納得してもらってない。」
俺はこの間の日曜日に起きたことを
思い返していた。