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不器用なくちびる
第21章 橘 19才
……………………
そして二週間後…
今日は姉ちゃんの映画の
試写会&講演会の日だ。
最近は活動出来ていなかった俺も
さすがに一日働くつもりで
準備していた。
瑞希も一緒に手伝いに行くというので
渋々待ち合わせをすることになったが…
瑞希は華やかなグリーンの
ミニドレスを着て、
頭には花まで乗せていた。
確かにすげえかわいいよ。
でも俺がお前に惚れることは
一生無いと断言できる。
俺はマネキンみたいに綺麗な瑞希
を連れて会場入りするのが猛烈に
嫌だったが…行かない訳にはいかない。
香山の顔を見れるのも密かに
楽しみにしてたんだけど…
こうなると会いたくねえなぁ…
その時、瑞希が俺に腕を絡め囁いた。
「あ、栞ちゃんよ?
フフッ…何、あの安っぽい服…」
そして二週間後…
今日は姉ちゃんの映画の
試写会&講演会の日だ。
最近は活動出来ていなかった俺も
さすがに一日働くつもりで
準備していた。
瑞希も一緒に手伝いに行くというので
渋々待ち合わせをすることになったが…
瑞希は華やかなグリーンの
ミニドレスを着て、
頭には花まで乗せていた。
確かにすげえかわいいよ。
でも俺がお前に惚れることは
一生無いと断言できる。
俺はマネキンみたいに綺麗な瑞希
を連れて会場入りするのが猛烈に
嫌だったが…行かない訳にはいかない。
香山の顔を見れるのも密かに
楽しみにしてたんだけど…
こうなると会いたくねえなぁ…
その時、瑞希が俺に腕を絡め囁いた。
「あ、栞ちゃんよ?
フフッ…何、あの安っぽい服…」