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不器用なくちびる
第22章 【春菜 19才】
幼かった2人と美優ちゃんで
いつも一緒に遊んでいた日々を
私は思い出して…なんだろう。
ちょっと幸せな気分になっていた。
美優ちゃんはあんなことがあって…
本当にかわいそうで…
椎名はずっと苦しんできた。
そのせいで栞をはじめ
色んな人を傷付けた…
でも、こうしてみんな
ちゃんと大人になったよ…?
椎名の腕の中で眠ってしまった
娘ちゃんのほっぺ…
ぷくぷくで、なんだか美優ちゃんの
小さい頃に似ている気がした。
「名前は何て言うの?」
「みゆきだ…美優に希望の希。」
「そっかぁ…いい名前だね…
ところで…
ねぇ、ねぇ!奥さんってどんな人?!
めちゃくちゃ興味あるわ~
年はいくつ?やっぱりかわいい系?!
どこで知り合ったの?
そんで…そんで…」
いつも一緒に遊んでいた日々を
私は思い出して…なんだろう。
ちょっと幸せな気分になっていた。
美優ちゃんはあんなことがあって…
本当にかわいそうで…
椎名はずっと苦しんできた。
そのせいで栞をはじめ
色んな人を傷付けた…
でも、こうしてみんな
ちゃんと大人になったよ…?
椎名の腕の中で眠ってしまった
娘ちゃんのほっぺ…
ぷくぷくで、なんだか美優ちゃんの
小さい頃に似ている気がした。
「名前は何て言うの?」
「みゆきだ…美優に希望の希。」
「そっかぁ…いい名前だね…
ところで…
ねぇ、ねぇ!奥さんってどんな人?!
めちゃくちゃ興味あるわ~
年はいくつ?やっぱりかわいい系?!
どこで知り合ったの?
そんで…そんで…」