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不器用なくちびる
第7章 想い
数ヶ月後…

後悔とため息ばかりの…
そんな情けない俺にも夏は来て。
香山と知り合ってから2度目の
夏休みになった。

俺は今…
香山が生まれ育ったあの島にいる。
年に一度の大きな祭りで賑わう島は
一年前から全く変わっていない。

香山の笑顔が俺の隣にないだけで…

香山のばあちゃんの家も知らないし
そもそも会えたからって何を言える
わけでもないんだけど。
いつものように母さんの実家で
過ごしているうちに…
やっぱり来てしまった。

香山が今年も帰って来てるのかも
知らないのに…
俺ってマジで格好悪いな(笑)

でもこの綺麗な海を、島を、
見ていると、なんか奇跡でも
起こるんじゃないかって
そんな気がしてしまうんだ。

……………………

俺はとりあえず去年香山が案内して
くれたルート通りに廻ることにした。

最初に目指すは白い、大きな灯台だ。
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