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桜姫華伝
第6章 一日目の朝
「た、立てるよ?」

本当は立てないんだけど…!

「嘘つけ」

「っ?!」

「顔にでてる
桜、今日もまたお前を抱くんだから、体休めておけよ」

「なっ!
そういう恥ずかしいこと言わないで!」

「ははっ、悪い悪い
あと、この文の数はなんだ?」

「!
…見た…?」

「見た」

「っ〜!////」

「こんなくだらない文を…
なんでとっといてあるんだ?」

「青葉…親王様が中々会いにも来てくれないし、唯一の手紙を交わせるのが親王様だけだったし…
私の婚約者でもあるんだから、とっといたの」



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