この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可愛いヒモの育て方。
第18章 告白

 ーー麻人とエッチ、麻人とエッチ、麻人とエッチ……。
 まるで呪詛のように心の中でひたすらそう唱えながら、タイルを磨き、トイレも磨き、コンロ周りのこびりついた油や焦げをゴシゴシゴシゴシ拭きまくること、何時間か。
 最初は心中で呟くだけだったその呪文は、いつの間にか声に出ていた。

「おっと、いけないいけない」

 腕で額の汗を拭いながら、自分で自分を牽制。今の私、端から見たら多分だいぶ怖い。てかキモイ。
 最初はかなり嫌だった掃除だけど、始めてしまうとそうでもない。磨いた場所から綺麗になっていく様は見ていて爽快だし、ココもソコもと、ノルマにないところまで気になっていってしまう。ついつい熱中しすぎて、時間を確認すると、四時間くらい経っていた。

「あとは掃除機と夕飯か」

 一休みしようと麦茶をついでいると、携帯が鳴った。
 表示された名前に驚く。麻人からだった。

「はーいもしもしー」
「あ、友梨香さん」
「お疲れ! 休憩中?」
「はい。掃除進んでますか?」
「その確認の電話なの!? これ」
「はい、もちろん」
/530ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ