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淫らで素直なカラダ。
第3章 ジュン。
二人で店に入り、
店員に席に案内をされた。

ランチメニューの
トマト魚介のパスタに、
アイスティーを頼む。

かがりは
キノコとベーコンの和風パスタと、
アイスコーヒーを頼んだ。


「改めまして、
かがりこと、
高島 夏樹です。」

「ジュンこと、
沢木 沙織です。」

向かいあって座り、
互いに自己紹介をする。


「沙織って呼んでいい?」

「うん。」

「俺も夏樹って呼んで。」

「うん。」

「沙織は実物の方がキレイで可愛い。」

「夏樹も実物の方がかっこいい。」

「バカップルみたいでいいね。」

夏樹は笑う。
私も自然に笑みが零れる。

ランチのパスタを笑顔で向き合い
食べる。

誰かとこうして食べる食事は、
美味しく感じた。

二人のことを話しながら、
笑いあう。


これが恋人のデートなのね?
淡くて甘い‥‥‥

エロさが半減してしまうような
スィートな時間。



でも‥‥‥‥

スケベな私は‥‥
夏樹に抱かれたくて疼く気持ちは、
抑えられない‥‥‥
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