この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第6章 チェリーとペット


『……お願いがある。』
私は、これからイツキに嫌われる。
それならいっそ…


『初めては、全部イツキ。レンくんは2番目にして。』
『先輩…?』
『ちなみに私は新品よ。ファーストキスからだから!』


めいいっぱい強がった。
強がって言ったけど、情けなくも涙目である。
そんな私を見て、レンくんは目を細めてニヤリと笑った。


『まさか…いたぶる術は持ってんのに、未経験だったなんて…先輩、すごいね。』
『…///』
『分かりましたよ。僕は後攻に努めます。…イツキ先輩があんまモタモタしてたら分からないけど?』
『なあ…何の話だよ?』


『イツキ…キス、して?』


『……?!えぇ///』
『ごめんね…こんなことになって。でも…私はイツキがずっと好きだったの。お願い、思い出、下さい。』


私はイツキの後頭部を掴んで、捧げた。……ああ、奪ったのか。チェリーボーイのファーストキスを。
まぁいいや…3人の、誰にも言えない関係が幕を開けた。


/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ