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イヤよイヤよも好きのうち
第12章 かんさいじん
『結構イケメンなんだし…
もう流れで付き合っちゃえば?』
『えぇ?!そんなの無理だよ!あの人、何考えてるか全く分かんないのに。』
そもそも、どうしてそんなに絡んでくるのか全然分からない。
『まぁ、あんたは迷惑してるみたいだけど…気をつけなよ。』
『え、気をつける?』
『高峰さん、あー見えてウチがヘッドハンティングしてきたって言うじゃない。営業課でもさっそく頭角表して注目されてるって。ウチらの課では軽い関西人って印象が強いけど、上司の受けも他の課の女からも受けはいいらしいから。』
ヘッドハンティング?!そ、そうだったんだ…ちゃんと仕事は真面目にできる人だったのか…意外。