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イヤよイヤよも好きのうち
第12章 かんさいじん


『だからカヨ、その気がないならスパッと言ってやんな。こそこそ隠れるばっかしてないでさ。そうじゃないと…もっとひどい目にあうかもしれないんだから。』

『何それ?どういうこと?』

『女のやっかみ程、タチ悪いもんはないよってこと!社内恋愛となれば特にね。…んじゃ、あたし銀行行ってくるから。』


そんなの…あたしには無関係な話だ。仮に高峰さんがあたしに好意を持っていたとしても、あたしは…


カタ…


席について、ため息。なんであたしは高峰さんに振り回されているんだろう。確かに嫌なら嫌って、意思表示するべきだよね…


『……ん?』

高峰さんの領収書を仕分けしていると、別のものが混ざっていることに気がついた。何かのメモかな…?今日の日付…と取引先の名前に待ち合わせの時間──って、これって午後の予定を書いたメモなんじゃ…?

『すみません、
ちょっと営業課へ行ってきます!』


あたしは咄嗟に席を立って課を出た。もぉおぉ〜〜こんな大切なメモ、勝手に忘れて行かないでよッ!






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