この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第12章 かんさいじん


『え…4年前?』

『そや。駅前の噴水のとこ。あそこで会うたんが、カヨちゃんとの始まりや。』


アキラさんの腕枕。一緒に布団を被ったその中で、アキラさんが昔話を始めた。


『4年前って…あたし就活してた頃ですか?』

『そやろな、リクルートっぽい格好やったし。覚えてへんか?駅前で声かけてきた見知らぬ金パのロン毛に、ダメ出ししたこと。』

『金髪のロン毛って…あぁ!!
あのチャラリーマン!えぇ?!あれ高峰さんだったんですか?!』

『なはは…チャラリーマンな〜
それ、なかなか傷ついたわ(笑)』

『あッ…すみません』

『えぇよえぇよ、事実やからな。
あん時はオレもイキがっててん。』


あれはあたしが大学4年の春。将来への希望や期待を胸に、就活に明け暮れる日々を過ごしていた頃だった。





/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ